中ザワヒデキ『近代美術史テキスト』

中ザワヒデキ『近代美術史テキスト』
中ザワヒデキ『近代美術史テキスト』

1989年に発行されて以来、すでに25刷(2023年11月)となるベストセラー。A6判変(150×105mm)、44ページというポケットサイズの本ですが、驚くことにテキスト、図版まですべてが中ザワヒデキの手書きからなる近代美術史テキストです。扱う範囲は、1874年の印象派誕生から1980年代のイラストレーションの動向まで、約100年の近代美術史となっています。サイズ感や価格の安さ、中身の強烈なオリジナリティなどから、手にとればたいていの人が欲しくなる名著です。

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書名:『近代美術史テキスト―印象派からポスト・ヘタうま・イラストレーションまで―』
著者:中ザワヒデキ
モノクロ、44ページ
サイズ:150×105mm
1989年10月15日発売
トムズボックス刊

 


第1章 印象派
第2章 野獣主義と立体主義
第3章 ピカソ「ゲルニカ」とマチス「ナスターチウムの花と≪ダンス≫」
第4章 戦前期20世紀美術
第5章 「ダダ」とは お馬ドウドウの意味
第6章 戦後アメリカ美術の誕生
第7章 ジョーンズとジョーンズ以後
第8章 フォンタナ「空間概念」
第9章 イヴ・クラインと三木富雄の時代
第10章 現在美術 (その1)
第11章 現在美術 (その2)
第12章 ネオ・ジオの真意
第13章 シミュレーション100%:ジェフ・クーンの「芸術?」
第14章 ヘタうま・パルコ・反イラスト
第15章 スージィー甘金とイラストの心
アーティスト名索引

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