小林正人『この星の絵の具[下]新世界』

小林正人『この星の絵の具[下]新世界』
小林正人『この星の絵の具[下]新世界』

 「アーティストのなかのアーティスト(Artist’s artist)」と称される小林正人。その美学と哲学が散りばめられたビルドゥングスロマン3部作感動の最終章。

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[内容紹介]
ゲントに恋人シズカがやってきて、「新世界」が始まった。目まぐるしく画を取り巻く時空間が変わっていくなか、小林はスウェーデンでの個展の誘いを受ける。それは、美術館の空間での制作を初めから全てオープンにし、アーティスト名も知らせず、展覧会というもの自体を問う試みであった。キュレーター陣との対話や対立、移民の子たちとの交流、空間に紛れ込む他者による作品の破壊、そして絶望……。展覧会の最終日、小林は作品に重要な決断をすることとなる。
小林の絵画の冒険は終わらない。“願い”がカタチになる「この星」の謎と神秘。天からの贈り物を授かり、これまでの物語全てがひとつに繋がっていく。
「アーティストのなかのアーティスト(Artist’s artist)」と称される小林正人。その美学と哲学が散りばめられたビルドゥングスロマン3部作感動の最終章。

 

書名:「この星の絵の具[下]新世界」
著者:小林正人
ページ:198ページ(作品図版等カラー含む)
製本:ソフトカバー
サイズ:文庫判
デザイン:木村稔将
ISBN:978-4-908122-34-7
2026年4月刊行

[目 次]

一  新世界 続き 二〇〇三年 冬
La  Dolce  Vita 甘い生活 
グッバイ、フィリップ

二 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか   二〇〇四年 夏
ユー ガッタ メール
フレームとネイチャー
スウェーデン狂詩曲(ラプソティ)ー表現の目的と行為ー
星屑の子たち、サッカーの試合

三  TENSTA BLUE(テンスタブルー)  二〇〇四年 秋
要求の多い出会い
『Pass This on 』ミスターレディ
どう生きるか(ホワイトキューブ編)
この世界

四 見えない展示  二〇〇四年 冬
イルバの家——家族 —— Snöfrid(スネフリード)
おまえは事実を見たのではない 見たかったことを見ただけだ
全てが画であるということ
Thrice  upon  a  Time 
二〇〇五年 一月三十日

五 第三の地
どう生きるか(W・ルーロフスはスケッチにでると必ず光と天候を書き留める)
アルミホイルを探しに行って 二〇〇五年 三月
チュニジアの海へ 二〇〇五年 十月
荒野の星
言葉に声を与えること

六 LOVE もっとひどい画を! 美しい画
未来からのホットライン
第三のネズミ 罪と罰

図版

小林正人[こばやし・まさと]
1957年東京生まれ。高校を中退後、画家を目指し東京藝術大学に入学。卒業後、国立のアトリエで制作生活に入る。存在することで少しも失墜しない絵画をめざし 独自の存在論で絵画をゼロから立ち上げ、絵の具とキャンバスと木枠をひとつにする画家。96年サンパウロビエンナーレ日本代表。翌年キュレーター、ヤン・フート氏に招かれ渡欧、以降ベルギー、ゲント市を拠点に各地で現地制作を行う。2006年に帰国、広島県鞆の浦にアトリエを建てる。国立―ゲント―鞆の浦とフレームを変えながらその状況でしか生まれ得ない絵画の光を生み出し続けている。主な個展に「絵画の子」佐谷画廊(1992)、「小林正人展」宮城県美術館(2000)、「A Son of Painting」S.M.A.K/ゲント市立現代美術館(ベルギー、2001)、「Starry Paint」テンスタコンストハル(スウェーデン、2004)、「この星の絵の具」成羽美術館(2009)、「Art Today 弁明の絵画と小林正人」セゾン現代美術館(2012)、「自由について」シュウゴアーツ(2023)

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