梅津庸一『ラムからマトン』

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梅津庸一『ラムからマトン』
梅津庸一『ラムからマトン』

作家としての作品制作のみならず、批評、展覧会企画、アーカイブ、メディア活動など、年を追うごとに活動領域を広げ、トリックスターとしての活躍が目覚ましい梅津庸一。
書籍『ラムからマトン』では、梅津のデビューから2015年頃までの活動にフォーカスし、気鋭の批評家や作家らが「梅津庸一とは何者か?」を明らかにしていくモノグラフである。
梅津の原点ともいえる活動やコンセプトを踏まえることで、その後、梅津がパープルームを含む多彩な活動に展開していく力学かがわかる貴重なドキュメントとなっている。

2刷の重版を記念して、表紙の絵柄3パターンを新規で作成いたしました。
初版時につくったA〜Dの4パターンに加え、今回、E〜Gが新たに誕生しました。

A-「智・感・情・A」バージョン(自画像)
B-「早春」バージョン(表現主義風、風景画)
C-「ドナちゃん」バージョン(女性の顔)
D-「第17話、血液、太陽いっぱい」バージョン(水彩、線描)
E-「フロレアル」バージョン(足)
F-「霊魂」バージョン(手に炎)
G-「霞ヶ浦航空飛行基地」バージョン(戦闘服)

※なお、数量に限りがありますので、それぞれなくなり次第、販売を終了いたします。

 

¥ 2,200

表紙パターン

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1982年生まれの現代美術家・梅津庸一の存在感は、年々、高まっています。実作での評価はもちろんのこと、その鋭利でイメージ豊かな言説や、私塾「パープルーム予備校」の創設は、多くの人を巻き込みながら、美術界にひとつのうねりをおこしています。梅津の作品は、近代洋画の様式から受験絵画メソッドなどをベースに、柔らかな色彩に溢れた官能的なものですが、その背後には一貫したコンセプトが流れています。それはデビュー作となる2005年の《フロレアル(わたし)》にすでにあらわれており、その後もバリエーションを加えながら、現在まで深化し続けています。タイトルの『ラムからマトン』には、「ラム」(子羊の肉=デビュー時)から「マトン」(成長した羊の肉=現在)までという意味が含まれています。同様に、この本には、デビュー作から現在(2015年)に至るまでの代表作をカラー図版で掲載しています。そして、それら梅津の作品や活動に対し、気鋭の評論家やクリエイターたちがそれぞれの視点から文章を寄せていただいたのがこの書籍です。1980年代生まれを中心とした、間違いなく今後の美術批評を担うことになる論客たちによるテキストは、いかに梅津庸一を読み解き、美術に新たな展望を与えるのでしょうか。
加えて、梅津自身によるテキストで、多くの批評家に注目を浴びた「優等生の蒙古斑」も再収録。こちらも必読です。また、デザインには『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2014)での美しい装丁が記憶に新しい木村稔将さんを招き、上製本+スリーブケースの豪華なつくりとなりました。ケースに貼られた表紙絵は4パターン。アートブックともいえるような美しい仕上がりになっておりますので、ご期待ください。

表紙パターン

A-「智・感・情A」バージョン(自画像), B-「早春」バージョン(表現主義風、風景画), C-「ドナちゃん」バージョン(女性の顔), D-「第17話、血液、太陽いっぱい」バージョン(水彩、線描), E-「フロレアル」バージョン(足), F-「霊魂」バージョン(手に炎), G-「霞ヶ浦航空飛行基地」バージョン(戦闘服)

書名:『ラムからマトン』
編著:梅津庸一
執筆:荒木慎也、岸井大輔、坂本夏子、新藤 淳、筒井宏樹、原田裕規、星野 太
モノクロ/カラー、96ページ(カラー16/モノクロ80)
本体:A5 変形(190×140mm)
ISBN:978-4-908122-03-3
1刷:2015年11月30日
2刷:2021年10月31日

【目 次】

ラムからマトン
梅津庸一

美術予備校とヴィジュアル系
荒木慎也

蒙古斑と美術の余白
原田裕規

演劇ではなく絵画である
岸井大輔

梅津庸一論─アップデートする「美術」=フェティシズムの空間
筒井宏樹

無数の筆触が「私」を構成する─梅津庸一の作品(2005-2015)
星野太

梅津庸一のアトリエ観察から
坂本夏子

鏡とアザと花粉と─梅津庸一と美術史の亡霊たち
新藤淳

優等生の蒙古斑
梅津庸一

作品リスト
プロフィール

  1. はーちゃん

    パープルームへの興味から知った梅津庸一さん。
    その初期の活動を収めたモノグラフということで購入しました。
    素晴らしい論考がいろいろな角度からなされていて、その後の多様な活動を予感させます。坂本夏子さんによる制作レポートなどはここでしか読めない貴重なもの。
    一読をお勧めします。

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