ART DIVER とは
「アートダイバー」とは、2014年7月に立ち上がったアート専門出版社です。
近年、アートはますます多様化し、その全体像を把握することは非常に困難です。
こうした状況の中、「アートダイバー」は、俯瞰的にアートを捉えるのではなく、ひとりの人間としてアートの海へと深く深く潜り、その深海にて一片の真実をつかみとることを目指します。
「アートダイバー」の考え方のもうひとつの軸としては、アートを「技術」として捉えるという視点です。通常、アートには「芸術、美術」という訳語があてられますが、実は「アート」には「技術」という意味もあります。見方を変えれば、アート史はひとつの「技術史」でもあるわけです。つまり、神や超越的なものをいかにあらわすかという技術にはじまり、世界の構造を読み解く技術となり、人間の認識や心をあらわす技術であるという側面を持ってきたのです。
そこで、アートダイバーは、「アート」を「よりよく生きるための技術」という観点から読み解き、アートに新たな光を当てる試みに挑みます。この視点に立つことで、アートとして扱う領域を広げ、アートが細分化される以前の総合芸術のあり方を目指します。
ひとり出版社としてスタートしました。
出版不況が叫ばれるなか、「なぜ出版社を立ち上げたのか、そしてアート専門に絞った理由は」、としばしば聞かれます。
確かに従来のシステムに倣えば、小舟で荒波に乗り出すようなもので、とても難しいチャレンジでしょう。しかし、「ひとり出版社」としてコストを最小限に抑えることは、あらたな可能性を開きます。つまり、大手や中堅の出版社では出せない少部数の書籍の刊行が可能になるのです。
新聞、大手雑誌、テレビなどのマスメディアなどと比べれば、美術の世界はあきらかにマイノリティの世界です。表現者もそれを支える人々の数も圧倒的に少ない。ですから、商業的に美術を扱うのはとても難しいし、利益がでない分、とても面倒なものです。しかし、一方で美術がマイノリティであることは重要です。つまり、アーティストは、既に価値の定まったことをなぞるのではなく、未来の価値創造に向けて表現を行うため、それはマイノリティとならざるを得ないです。
アートダイバーは、現代の表現者と併走します。新たな価値創造へ向けた未踏の地へのチャレンジを、書籍というフォーマットで、アーティスト、批評家、美術史家とともに生み出していきます。
アートダイバーのミッション
・美術を深く知り、人生に生かすことのできるノウハウを提示すること
・日本の美術史を構築し、価値創造のプロセスに介入すること
・美術批評を有効化し、アートシーンを前へと進めること
・現代の表現者と併走すること
・売れることを目的とせず、良いアートを紹介すること
・人の真似はしないこと
・絶版をできるだけつくらないこと
・来るものは“あまり”拒まずの精神
・ものの見方を、絶対化しないこと
・権力を欲しないこと、なびかないこと、そして威張らないこと
・汚い商売はしないこと
・つぶれないこと
代表・細川英一 プロフィール
1975年生まれ。編集者。編集プロダクション勤務の後、『美術の窓』編集部へ。同社にて現代美術部門の立ち上げ、『アートコレクター』創刊を経て2013年フリーに。2014年「アートダイバー」を立ち上げる。趣味は、料理、ダイエット、ヨガ、ブラックミュージックなど。
会社概要 | |
---|---|
会社名 | 合同会社 アートダイバー |
設立 | 2014年7月 |
代表 | 細川英一 |
事業内容 | 書籍、電子書籍の企画・出版 編集業務請負(展覧会カタログ作成など多数実績あり) 取材、原稿執筆 イベント企画 アートコンサルタント 美術品売買 ※出版・編集関連の実績一覧はこちら |
連絡先 | info@artdiver.moo.jp TEL045-281-3081 FAX045-330-5165 |
古物商認可番号 | 451380007375号 神奈川県公安委員会 |
取引先 | 西京信用金庫 ジャパンネット銀行 楽天銀行 ツバメ出版流通(全国書店流通) アートオフィスイケガミ(全国美術館流通) 東京美術(全国美術館流通) こどもの文化普及協会(全国美術館流通) 出版デジタル機構(電子書籍流通) 原美術館、横浜美術館(直取引店)ほか シナノ印刷株式会社 モリモト印刷株式会社 |