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新刊|小林正人『この星の絵の具[中]ダーフハース通り52』

新刊|小林正人『この星の絵の具[中]ダーフハース通り52』

¥ 1,980

上巻『この星の絵の具[上]一橋大学の木の下で』の感動を再び!
小林正人による自伝的小説3部作の中巻が、上巻の2倍以上のボリュームでいよいよ発売開始しました!

[内容紹介]
「アイ・インバイティッド・ユー……わかるか、マサァト、きみをゲントに呼んだのはきみがかつてやったことが理由ではない。きみがやろうとしていることのためなのだ」。

伝説のキュレーター、ヤン・フートに招かれ、小林はベルギー・ゲントの地に降り立った。
なにもわからず飛び込んだのは、国際的なアートシーンのど真ん中。世界的なアートピープルやアーティストらが交差する開かれた世界で、小林は、ダーフハース通り52番地にスタジオを構え、新たな作品制作にとりかかる。

ゲントの光は芸術家としての眼を開かせ、啓示にも似た直感を得た小林は、やがてオリジナルな絵画スタイルを獲得する。そして、新しいミューズとの出会い……。

異国の地での挫折や成功を経て、自身の芸術を追い求める姿を自伝小説の形式で語るビルドゥングスロマン3部作の第2作。

[関連書籍]
上巻『この星の絵の具[上]一橋大学の木の下で』
の詳細はこちらからどうぞ。

書名:「この星の絵の具[中]ダーフハース通り52」
著者:小林正人
ページ:368ページ(作品図版等カラー含む)
製本:ソフトカバー
サイズ:文庫判
デザイン:木村稔将
ISBN:978-4-908122-17-0
2020年10月刊行

 

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[目 次]

一 屋根なし館長 一九九六年
ヤン・フート
ダーフハース通り五二番地
ヨーロッパだあ! 画材屋シュライパー
第一夜

二 マサァト、きみをゲントに呼んだのは……
第二三回サンパウロ・ビエンナーレ
画のフレームが軋む音
アートってなに?
夜空に描きながら

三 床置きの絵画
収蔵庫の展覧会――オープニング
浦島太郎のスーツケース

四 引っ越し 一九九七年
美術館の工事(アンダー・コンストラクション)

五 画の始め方
イメージとストラクチャー
見たことのない支持体
ピーター・パウル・ルーベンス
フランダースの犬
焔(ほのお)、キリスト降下、ダイヤモンド
Unnamed #7

六 クレサンキャンバス#二九 一九九八年

七 現実の光――ベートーベンの交響曲第九合唱 一九九九年
ボクシング

八 両眼を開けて!
夏の詩
馬小屋
牧場の女、三本のビーム
ルーカスの絵の具、夏の天気
お産
フレーミング

九 修道院ホテル(ポルトアケル・モナストリウム・ホテル)――宮城県美術館プロローグ

十 境界を超えて――Over the Edges 二〇〇〇年
見張り塔(ウォッチタワー)
距離ってなに?
失敗

十一 イタリア
A Casa Di │「 〜の家に」
キュリー夫人

十二 藁の上の絵画
ホワイトキューブに光あれ!

十三 S.M.A.K. の個展「A Son of Painting」 二〇〇一年
二度と同じにならない!
オープニングデイ
狂ったパーティー

十四 先立未来(せんりつみらい)│Future Perfect  
ナイン・イレブン
ライトニング
秋の歌、静香へ

十五 画の完成の仕方 二〇〇二年
画はどこにある?

十六 新世界 二〇〇三年
この星のモデル
初めてのヌードペインティング

図版


著者プロフィール
1957年東京生まれ。東京芸術大学美術学部油画専攻卒業。1996年サンパウロビエンナーレ日本代表。1997年キュレーター ヤン・フート氏に招かれ渡欧。以降ベルギー、ゲント市を拠点に各地で現地制作を行い2006年に帰国。主な個展:「小林正人展」宮城県美術館(2000)、「A Son of Painting」S.M.A.K(ゲント、2001)、「STARRY PAINT」テンスタコンストハーレ(スウェーデン、2004)、「この星の絵の具」(高梁市成羽美術館、2009)「ART TODAY 2012 弁明の絵画と小林正人」セゾン現代美術館(2012)、「画家とモデル」 シュウゴアーツ(2019)。