内田れいな『はじまりはクロマニヨン 2』

レビュー (2)
内田れいな『はじまりはクロマニヨン 2』
内田れいな『はじまりはクロマニヨン 2』

舞台は原始時代。 “イメージ”というものは、「洞くつ」に描くことを認められた天才以外、 どこに描いてもすぐ消えてしまう儚いものだった。 描いた絵を恋人に見せたい! いつでも見れるようにしたい___ そんな純粋な心から、クロマニヨン人の少女・レイナは、 「消えない絵の描き方」を見つけにいくのだが……!?
絵画の起源とされる「洞くつ」壁画を題材に、 人生を生き抜いていく、”2万年前の画家物語”!!!
第2巻、新章の幕開けです!!

¥ 1,650

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「絵を描くことが好きだし得意……だけど、どうしても消えてしまう」

周囲に相談できる人もなく、ひとり悩んでいたクロマニヨン人の主人公・レイナ。そんなレイナが、2巻では、同じ悩みを持った同世代の「画家の卵達」と出会っていきます。 自然の猛威や、大人が決めた「洞くつ」壁画のしきたりや権力の構造……そんな厳しい現実を知った上で、「画家の卵達」が自由に描く様子や、彼らなりの考え方と生き方に触れて、レイナは新しい価値観に刺激を受けていきます。『絵を描くことが好き』から『描く(えがく)事の本質へと少しずつ向き合っていく』のです!

2万年前の彼らが抱える希望と葛藤は、古い価値観と権威の圧に押し潰されそうになる 「現代の心若きアーティスト」の姿とおのずと重なることでしょう。誰しもが、”もっと自由に描けたらどんな に楽しいだろう!”と想像を羽ばたかせるはずです。

東京藝大を卒業して同大学の油画科助手を経験し、「画家」という道を歩んでいる作者だからこそ描くことができる、”画”を志す者のリアルな心情! 作者がいま生きている現実世界から抜け出したようなクロマニヨン人達。鉛筆で描かれた彼らは、2万年前の世界を、私たちと同じような感覚で生き生きと暮らしています。その姿は、なんてチャーミングなのでしょうか!

レイナの心の揺らぎ、ためらい、そして決心! 仲間との出会いの驚きや溢れてくる感情がそのまま伝わるような、鉛筆の線の揺らぎ、消し跡の名残を……じっくり味わってください!

それらをもっと身近に!もっと「漫画」らしくワクワク感じて欲しい!という想いから、 第2巻ではB6判・単行本という、日々の生活の中へ自然に馴染むような本のかたちが選ばれました。

もし今、描くことに迷いや戸惑いを抱えている人にはぜひ読んでほしい……! もちろん、そうでない人もコーヒー片手に一度はパラッと目を通してほしい!

「はじまりはクロマニヨン」第2巻の誕生です!!

書名:『はじまりはクロマニヨン 2』
著者:内田れいな
製本:並製本
サイズ:B6(182×128mm)
ISBN:978-4-908122-30-9
2026年1月刊行

  1. n-e.girl

    全部本当に良かったですが、最初に読んだ、レイナを探すお話がとても印象的でロマンチックでした!

    いろんな新キャラの登場も読んでいて楽しかったです♪

    絵が何より唯一無二の魅力があり、とても引き込まれる素敵な作品♡

  2. 電車で座ってゆっくり読めた。
    21、22、46、47, 182,183,184pの
    ようなページがいい。鉛筆のタッチが色々切り替わるので飽きさせないところがいい。
    ああ〜面白い。
    消えない絵論、早く次が読みたい!

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